FIELD 01

社会・セキュリティ

著作権や個人情報、情報モラル、認証、暗号、マルウェア対策などを扱います。用語だけでなく、場面に応じて何を守るのかを考えることが大切です。

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著作者人格権に含まれる権利の組合せはどれか。

  1. 0

    複製権・上映権・公衆送信権

  2. 1

    特許権・実用新案権・意匠権

  3. 2

    公表権・氏名表示権・同一性保持権

  4. 3

    肖像権・プライバシー権・パブリシティ権

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正答2. 公表権・氏名表示権・同一性保持権

解説

著作者人格権は、著作者の人格的利益を保護する公表権・氏名表示権・同一性保持権からなる。 公表権:著作物を公表するか否か、いつ、どのような方法で公表するかを決めることができる権利。 氏名表示権:著作物を公表する際に、著作者の氏名を表示するか、表示するなら芸名か本名かを決めることができる権利。 同一性保持権:著作者の意に反して作品を改変されない権利。 著作物とは「①思想又は感情を ②創作的に ③表現した ④文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」である。 著作物のタイトル自体は「② 創造性」が認められず、著作物とされない場合が多いが、著作者の意に反してタイトルを改変する行為は、著作者人格権の同一性保持権(著作者の意に反して作品の改変を受けない権利)に反する。

出典
オリジナル問題

クリエイティブ・コモンズのBY-SAで求められる条件として最も適切なものはどれか。

  1. 0

    作者名を表示せず、改変物を自由な条件で共有する。

  2. 1

    作者名を表示し、改変物を非公開のまま保存する。

  3. 2

    作者名を表示し、改変物を改変禁止として共有する。

  4. 3

    作者などを表示し、改変物は同一条件で共有する。

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正答3. 作者などを表示し、改変物は同一条件で共有する。

解説

BYは表示、SAは同一又は互換条件での継承を求める。NCやNDが付いていないため、条件を守れば商用利用・改変ができる。 CC BY-SA 4.0では、適切なクレジットの表示、ライセンスへのリンク、改変の表示などの条件を守れば、営利目的を含めて複製・再配布・改変ができる。改変物を頒布する場合は、原則として元と同じライセンス、又は指定された互換ライセンスを用いる必要がある。なお、CCライセンスは著作権に関する許諾であり、肖像・プライバシー・パブリシティなど他の権利について必要となる許諾までは与えない。

出典
オリジナル問題

フールプルーフの例として最も適切なものはどれか。

  1. 0

    停電時に踏切の遮断機を上げたままにする。

  2. 1

    一部故障時に全機能を直ちに停止する。

  3. 2

    電子レンジの扉が開いていると、加熱を開始できないようにする。

  4. 3

    誤操作時にも警告せず危険な動作を実行する。

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正答2. 電子レンジの扉が開いていると、加熱を開始できないようにする。

解説

フールプルーフは利用者が誤操作しても危険な動作にならないようにする設計である。 フールプルーフとは、機器やシステムを利用する際、ユーザが操作を間違えたとしても、危険な状況にならない仕組み、もしくは、そもそも間違った使い方ができない設計のことである。 電子レンジはドアを開けた状態で使用すると危険であるため、ドアが開いているときにはスタートボタンを押しても加熱が始まらない。 これがフールプルーフの考え方である。 他にも、乾電池のプラス極とマイナス極を逆にすると入らない、全自動洗濯機の蓋が開いた状態では運転を開始しない、アクセルとブレーキの踏み間違いを検出して加速しない仕組みなどがある。 コンピュータの世界でも、ソフトウェアが間違った操作をされても意図しない動作をしないようにしたり、入力できる型を指定することで不正なデータが入らないようにするなど、フールプルーフの考え方が使われている。

出典
オリジナル問題

情報セキュリティの三要素CIAの組合せはどれか。

  1. 0

    機密性・完全性・冗長性

  2. 1

    認証性・匿名性・圧縮性

  3. 2

    公開性・独占性・即時性

  4. 3

    機密性・完全性・可用性

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正答3. 機密性・完全性・可用性

解説

CIAは、許可された者だけが扱える機密性、正確さを保つ完全性、必要時に利用できる可用性からなる。 情報セキュリティの3要素とは、機密性、完全性、可用性のことである。 機密性とは、許可された者だけが情報にアクセスできるように制限がかけられている状態のことである。 ID・パスワードによる認証だけでなく、データの閲覧や編集を制限するなどといったアクセス権限を制御することも機密性の向上につながる。 完全性とは、保有している情報が改ざん・破損しておらず、正確な状態であることである。 デジタル署名やエラーチェックなどにより完全性を維持することができる。

出典
オリジナル問題

ハイブリッド暗号方式で大量の本文を送る方法として最も適切なものはどれか。

  1. 0

    受信者の秘密鍵で共通鍵を暗号化して送る。

  2. 1

    本文用の共通鍵を、受信者の公開鍵で暗号化して送る。

  3. 2

    本文をハッシュ値だけに変換して送る。

  4. 3

    共通鍵を本文と一緒に平文で公開する。

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正答1. 本文用の共通鍵を、受信者の公開鍵で暗号化して送る。

解説

鍵配送には公開鍵暗号、本文の高速な暗号化には共通鍵暗号を使い、両者の利点を組み合わせる。 共通鍵暗号方式は暗号化と復号で同じ鍵を使う暗号化の方式である。 この鍵を第三者に盗まれると暗号が解読され、秘密にしていた通信内容が知られてしまう。 そのため、共通鍵暗号方式では、送信者と受信者の間で鍵を安全に共有する必要がある。 公開鍵暗号方式は、暗号化と復号で異なる鍵を使用する暗号化の方式である。 暗号化のための鍵を誰でも利用できるように公開するため公開鍵と呼ばれる。 復号のための鍵は受信者のみが知っている鍵であり、秘密にされるため秘密鍵という。 共通鍵暗号方式は暗号化と復号で同じ鍵を使う方式の暗号化である。 暗号化・復号を高速に処理できるため、大量のデータを暗号化し、リアルタイムに通信することに適している。 一方で、送信者・受信者以外の第三者に鍵を知られてはならないため、鍵の配付・管理が難しいという欠点がある。 ハイブリッド暗号方式は、公開鍵暗号方式と共通鍵方式を組み合わせた暗号方式である。 具体的には公開鍵暗号を使って共通鍵(セッション鍵)を安全に送付し、その後の通信は共通鍵(セッション鍵)を使って行われる。 以下、送信者アリスと受信者ボブのハイブリッド暗号方式での通信の一例である。 HTTPSでは公開鍵暗号方式を使って共通鍵暗号方式の鍵を配送するハイブリッド暗号方式や、公開された値から送信側・受信側それぞれで共通の鍵を生成するDiffie-Hellman鍵交換(特に、楕円曲線Diffie-Hellman)を使うことで、安全に共通鍵を交換し、その後の通信は共通鍵暗号方式を使った効率的な通信を実現している。

出典
オリジナル問題

認証局CAとWebサーバ証明書の主な役割として最も適切なものはどれか。

  1. 0

    サイトに書かれた全ての内容が真実だと保証すること。

  2. 1

    全利用者の秘密鍵を公開すること。

  3. 2

    公開鍵とドメイン名の対応を確認できるようにすること。

  4. 3

    通信の暗号化を不要にすること。

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正答2. 公開鍵とドメイン名の対応を確認できるようにすること。

解説

ブラウザは証明書チェーンや有効期限、接続先名などを検証して、相手の公開鍵を確認する。 公開鍵認証局(電子認証局、単に認証局ともいう)は、公開鍵証明書を発行する機関である。 公開鍵証明書は公開鍵と持ち主の対応を保証するものであり、その持ち主が公開鍵に対する秘密鍵を持っていることを第三者に向けて証明している。 この仕組みを含むシステム全体を公開鍵基盤(PKI : Public Key Infrastructure)という。 電子認証局(公開鍵認証局、単に認証局ともいう)は、公開鍵証明書を発行する機関である。 認証局の主要な役割は以下の通りである。 身元の検証:認証局に証明書の発行を依頼する人物の身元を確認する。

出典
オリジナル問題

デジタル署名の検証に用いる鍵として最も適切なものはどれか。

  1. 0

    署名者の秘密鍵

  2. 1

    受信者の秘密鍵

  3. 2

    誰でも作れる乱数鍵

  4. 3

    署名者に対応する公開鍵

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正答3. 署名者に対応する公開鍵

解説

ディジタル署名は署名者の秘密鍵で作成し、その秘密鍵に対応する公開鍵で検証する。検証に成功すれば、署名後にデータが改ざんされていないことを確認できる。さらに、使用した公開鍵と署名者本人の対応を信頼するには、電子証明書などで公開鍵の所有者を確認する必要がある。受信者の秘密鍵は、署名の検証には用いない。

出典
オリジナル問題

ブロックチェーンとして最も適切な説明はどれか。

  1. 0

    記録を複数の参加者で共有する分散型台帳の仕組み。

  2. 1

    一人の中央管理者だけが台帳を書き換える仕組み。

  3. 2

    モノを無線LANへ接続するための規格。

  4. 3

    Webページの見た目を指定する言語。

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正答0. 記録を複数の参加者で共有する分散型台帳の仕組み。

解説

ブロックチェーンは取引などの記録を共有・検証し、改ざんを困難にする仕組みとして利用される。 ブロックチェーンとは、ある程度の大きさの情報の塊(ブロック)を数珠つなぎ(チェーン)にして保存するデータ構造のことである。 ブロックチェーンの特徴は、この数珠つなぎとなった一連のデータを多数のコンピュータで同時に管理・保管することである。 これにより、ブロックチェーンは分散型台帳システムとも言われている。 データを持っているそれぞれのコンピュータ(ノード)が互いに確かめ合うことで、データの正しさを保証している。 このとき、ノード同士は対等な関係で通信を行う。

出典
オリジナル問題

Society 5.0として最も適切な説明はどれか。

  1. 0

    取引記録を分散して管理する台帳技術。

  2. 1

    サイバー空間と現実空間を結ぶ人間中心の社会構想。

  3. 2

    モノをネットワークへ接続する仕組み。

  4. 3

    誰もがブログを書けるWeb 2.0の別名。

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正答1. サイバー空間と現実空間を結ぶ人間中心の社会構想。

解説

Society 5.0はAIやIoTなどを活用し、社会課題の解決と経済発展の両立を目指す。 日本政府はSociety5.0を「サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会」と定義している。 具体的には、IoT(Internet of Things)によりあらゆるモノがインターネットを通して繋がり、人工知能(AI:Artificial Intelligence)によって解析され、必要な情報が必要なときに必要な人に届けられるようになる。 例えば、健康状態をモニタリングし、データをAIが分析、健康に関するアドバイスを行うといったことが考えられる。 この構想により、これまで不十分であった情報の共有・連携、地域や能力による格差、年齢や障害による行動の制限などが解消される。 これらの変化は単なる技術の進展や経済的な利益の追求をするものでなく、AI・ロボットにより支配された社会でもない。

出典
オリジナル問題

気温を測定した数値を、服装を選ぶ判断に使えるよう意味付けした。このとき情報に当たるものはどれか。

  1. 0

    測定値を解釈し、行動の判断に使えるようにした内容。

  2. 1

    測定に用いた温度計。

  3. 2

    意味付けを行う前の数値の記録。

  4. 3

    気温とは関係のない個人の感想。

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正答0. 測定値を解釈し、行動の判断に使えるようにした内容。

解説

情報は、データに意味や目的を与え、受け手の判断や行動に役立つようにしたものである。 温度計は測定に使う機器であり、意味付け前の数値はデータである。気温と服装を結び付けて初めて、判断に役立つ情報になる。

出典
オリジナル