FIELD 01

社会・セキュリティ

著作権や個人情報、情報モラル、認証、暗号、マルウェア対策などを扱います。用語だけでなく、場面に応じて何を守るのかを考えることが大切です。

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341–350問
タグ一覧から問題を絞り込む 125種類・複数選択はOR検索

タグは主に関連する分野へ整理しています。この一覧では複数選択のOR検索、各問題に付くタグからはそのタグだけの検索になります。

SNS事業者やプロバイダなどに、中傷投稿について対応を求める場合の組合せとして最も適切なものを、次から選べ。発信者を特定するために(ア)を行い、問題の投稿を見られない状態にするために(イ)を行う。

  1. 0

    (ア)本人確認、(イ)アカウント凍結

  2. 1

    (ア)刑事告訴、(イ)通信の暗号化

  3. 2

    (ア)発信者情報開示請求、(イ)送信防止措置依頼

  4. 3

    (ア)著作権登録、(イ)閲覧制限

正答と解説を確認

正答2. (ア)発信者情報開示請求、(イ)送信防止措置依頼

解説

発信者を特定するには、SNS事業者やプロバイダなどに対する発信者情報開示請求を用いる。投稿者の氏名・住所等につながる情報の開示には、権利侵害が明らかであることや開示を受ける正当な理由など、法律上の要件がある。サービス運営者と接続に使われたプロバイダが異なるなど、複数の主体が関係する場合もある。 投稿を見られないようにする目的では、送信防止措置依頼(削除依頼)を行う。いずれも情報流通プラットフォーム対処法に関係する手続だが、依頼や請求をすれば自動的に削除・開示されるわけではない。発信者の特定と投稿の削除は目的が異なるため、必要に応じて別々に対応し、URL、日時、画面などの証拠も早めに保存する。

出典
オリジナル
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顧客情報を扱う端末で、情報セキュリティの機密性を高める対策はどれか、次から選べ。

  1. 0

    利用者をIDとパスワードで認証し、権限のない者の閲覧を防ぐ。

  2. 1

    障害時にも処理を続けられるよう、同じ機能のサーバを複数用意する。

  3. 2

    更新前のデータを残さず、最新ファイルだけを保存する。

  4. 3

    誰がどの値を変更したか追跡できるよう、編集履歴を記録する。

正答と解説を確認

正答0. 利用者をIDとパスワードで認証し、権限のない者の閲覧を防ぐ。

解説

正答は、IDとパスワードで利用者を認証し、権限のない者の閲覧を防ぐ対策である。機密性とは、情報を認められた者だけが利用できる状態を保つ性質である。認証で利用者を確認し、アクセス権に応じて閲覧範囲を制限する。 情報セキュリティの三要素は、機密性・完全性・可用性である。履歴による変更確認は完全性、冗長化によるサービス継続は可用性に主に対応する。対策の目的を三要素と結び付けて判断する。

出典
オリジナル

成績データの不正な書換えの発見や、変更の経緯の確認に役立つ対策はどれか、次から選べ。

  1. 0

    閲覧前に利用者を認証し、担当者以外には表示しない。

  2. 1

    一台が停止しても使えるよう、予備サーバへ切り替える。

  3. 2

    ファイル数を減らすため、更新のたびに以前のデータを削除する。

  4. 3

    変更者・変更日時・変更前後の値を履歴として保存する。

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正答3. 変更者・変更日時・変更前後の値を履歴として保存する。

解説

正答は、変更者・変更日時・変更前後の値を履歴として保存する対策である。監査可能な変更履歴があれば、どの利用者が何を変更したかを追跡し、正当な変更かを確認できる。不審な変更の検出規則や定期的な点検と組み合わせることで、不正な書換えの早期発見にも役立つ。 この対策は、データが正確で不正に変更されていない状態を保つ「完全性」に関係する。履歴自体も改ざんされないよう、書込み権限の制限や別の安全な場所への保存が必要である。

出典
オリジナル

災害や機器故障が起きても予約システムを利用し続ける可能性を高める対策はどれか、次から選べ。

  1. 0

    担当者だけがログインできるよう、アクセス権限を制限する。

  2. 1

    同じ機能を持つサーバを複数拠点で稼働させ、障害時に切り替える。

  3. 2

    容量を節約するため、処理済みの記録を削除する。

  4. 3

    更新内容を追跡できるよう、操作履歴を残す。

正答と解説を確認

正答1. 同じ機能を持つサーバを複数拠点で稼働させ、障害時に切り替える。

解説

正答は、同じ機能を持つサーバを複数拠点で稼働させ、障害時に切り替える対策である。機器や拠点を冗長化すると、一つが故障・被災しても別の系統で処理を続けられる可能性が高まり、可用性が向上する。 拠点を分けるのは、同じ災害で両方が同時に使えなくなる危険を減らすためである。実運用では、データの同期、切替手順、バックアップ、定期的な復旧訓練も合わせて設計する。

出典
オリジナル

LANとインターネットの境界にファイアウォールを設置する目的として最も適切なものを、次から選べ。

  1. 0

    LAN内の端末へIPアドレスを自動的に割り当てる。

  2. 1

    ドメイン名に対応するIPアドレスを端末へ回答する。

  3. 2

    設定した規則に基づいて通信を許可または遮断し、不正アクセスの危険を減らす。

  4. 3

    送受信するデータを暗号化し、通信途中で内容を読まれにくくする。

正答と解説を確認

正答2. 設定した規則に基づいて通信を許可または遮断し、不正アクセスの危険を減らす。

解説

正答は、設定した規則に基づいて通信を許可または遮断するという説明である。ファイアウォールは、組織内のLANと外部ネットワークの境界などで通信を監視・制御し、不要な接続や不正アクセスの危険を減らす。 ただし、許可された通信を悪用する攻撃、端末へ持ち込まれたマルウェア、利用者をだます攻撃まで単独で完全に防げるわけではない。更新、認証、マルウェア対策、監視などと組み合わせる必要がある。

出典
オリジナル

学校のWebフィルタリングでブラックリスト方式を採用する場合の特徴として最も適切なものを、次から選べ。

  1. 0

    危険なサイトを一度登録した後は、リストを更新せずに運用する。

  2. 1

    登録されていない不適切なサイトを閲覧できる可能性がある一方、未知の有益なサイトも利用しやすい。

  3. 2

    安全と判断したサイトだけを許可リストへ登録し、それ以外を原則として遮断する。

  4. 3

    Webサイトとの通信内容を暗号化し、通信途中での盗み見を防ぐ。

正答と解説を確認

正答1. 登録されていない不適切なサイトを閲覧できる可能性がある一方、未知の有益なサイトも利用しやすい。

解説

正答は、未登録の不適切なサイトを閲覧できる可能性がある一方、未知の有益なサイトも利用しやすいという説明である。ブラックリスト方式は、危険または不適切と判断したURLや分類を登録し、それ以外を原則として許可する。 閲覧範囲を広く保ちやすい反面、新設サイトなどが登録されるまで通過する可能性がある。ホワイトリスト方式は、許可済みのサイトだけを通すため制限は強いが、未登録の有益なサイトも利用できない。目的と利用者に応じて方式を選ぶ。

出典
オリジナル

情報セキュリティで用いられる暗号学的ハッシュ関数とハッシュ値の性質として最も適切なものを、次から選べ。

  1. 0

    同じ入力から同じ固定長の値が得られ、入力を少し変えると通常は大きく異なる値になる。

  2. 1

    同じデータでも、計算するたびに異なるハッシュ値になる。

  3. 2

    ハッシュ値を復号すれば、元のデータを容易に復元できる。

  4. 3

    先頭部分が同じデータからは、同じハッシュ値が得られる。

正答と解説を確認

正答0. 同じ入力から同じ固定長の値が得られ、入力を少し変えると通常は大きく異なる値になる。

解説

正答は、同じデータから同じ固定長のハッシュ値が得られ、データを少し変えると通常は大きく異なる値になるという説明である。暗号学的ハッシュ関数は任意の長さのデータを一定長の値へ変換する。同じ入力なら結果は同じで、ハッシュ値から元データを実用的に復元しにくい。 送信前後のハッシュ値を比較すれば、データが途中で変化した可能性を検出できる。ただし異なる入力が同じ値になる「衝突」は理論上避けられないため、衝突を見つけにくい安全な方式を選ぶ。

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次の文章の(ア)・(イ)に当てはまる語句の組合せとして、最も適切なものを選べ。 データを暗号化して送受信する方式には、暗号化と復号に同じ鍵を使用する(ア)と、受信者の公開鍵で暗号化し、受信者だけがもつ秘密鍵で復号する(イ)がある。

  1. 0

    (ア)共通鍵暗号方式 (イ)公開鍵暗号方式

  2. 1

    (ア)公開鍵暗号方式 (イ)共通鍵暗号方式

  3. 2

    (ア)ハッシュ方式  (イ)デジタル署名

  4. 3

    (ア)共通鍵暗号方式 (イ)ハッシュ方式

正答と解説を確認

正答0. (ア)共通鍵暗号方式 (イ)公開鍵暗号方式

解説

(ア)は共通鍵暗号方式、(イ)は公開鍵暗号方式である。共通鍵暗号方式は、送信者と受信者が同じ秘密の鍵を共有して暗号化と復号を行う。処理が比較的高速で大量データに適するが、鍵を安全に相手へ渡す方法が課題になる。 公開鍵暗号方式では、公開してよい鍵と本人だけが管理する秘密鍵の組を使う。機密性を目的とする場合、受信者の公開鍵で暗号化したデータは、対応する受信者の秘密鍵でのみ復号できる。実際の通信では両方式を組み合わせることが多い。

出典
オリジナル

デジタル署名が付されたデータを受信した。受信者が、データの改ざんの有無と署名者を確認する方法として、最も適切なものを選べ。

  1. 0

    送信者の公開鍵を用いてデジタル署名を検証し、その結果と、受信したデータから計算したハッシュ値を照合する。

  2. 1

    受信者の公開鍵を用いてデータ全体を暗号化し、送信時のデータと一致するかを確認する。

  3. 2

    受信者の秘密鍵を用いてデジタル署名を検証し、受信者が正しいことを確認する。

  4. 3

    送信者の公開鍵から秘密鍵を求め、その秘密鍵を用いてデータを復号する。

正答と解説を確認

正答0. 送信者の公開鍵を用いてデジタル署名を検証し、その結果と、受信したデータから計算したハッシュ値を照合する。

解説

正答は、送信者の公開鍵を使って署名を検証し、受信データから計算したハッシュ値と照合する方法である。送信者はデータのハッシュ値に対して自分の秘密鍵を用いて署名を作成する。受信者は送信者の公開鍵で署名を検証する。 検証で得られる情報と、受信データから新たに求めたハッシュ値が対応すれば、署名後にデータが改ざんされていないことと、署名用秘密鍵の所持者が署名したことを確認できる。公開鍵が本当に送信者のものかは電子証明書などで確かめる。

出典
オリジナル

次のうち、コンピュータやネットワークを用いて、情報の収集・処理・保存・提供を行う情報システムの例に当たらないものを選べ。

  1. 0

    図書館で、本のバーコードを読み取り、貸出状況や返却期限を管理する。

  2. 1

    スーパーマーケットで、販売した商品の情報をレジで記録し、在庫管理に利用する。

  3. 2

    病院で、患者の診療記録をデータベースに保存し、必要に応じて検索する。

  4. 3

    教室の清掃当番を黒板に手書きし、生徒に知らせる。

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正答3. 教室の清掃当番を黒板に手書きし、生徒に知らせる。

解説

当たらないのは、清掃当番を黒板に手書きして知らせる例である。この設問でいう情報システムは、コンピュータやネットワークを用いて情報を収集し、目的に応じて処理・保存・提供する仕組みである。 図書館、店舗、病院の例では、入力されたデータを蓄積し、検索や集計を通じて業務に利用している。情報システムは機器やソフトウェアだけでなく、データ、利用者、運用手順などを組み合わせた仕組みとして捉える。

出典
オリジナル