FIELD 04

データ活用・DB

代表値、散布図、相関、データの尺度、表計算、リレーショナルデータベースなどを扱います。数値が示す事実と、そこからの解釈を区別しましょう。

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ある地域の気温の変化を調べるため、公開されている気象データを用いて分析することにした。次のa~cを、データ分析の手順として適切な順に並べたものを選べ。 a:欠損値や入力形式の違いを確認し、分析しやすい形にデータを整える。 b:表計算ソフトウェアを用いて、平均気温の計算やグラフの作成を行う。 c:分析に必要な期間と地域を決め、該当する気象データを収集する。

  1. 0

    a → c → b

  2. 1

    c → a → b

  3. 2

    c → b → a

  4. 3

    b → c → a

正答と解説を確認

正答1. c → a → b

解説

分析では、まず目的に合う期間・地域を定めてデータを収集する(c)。次に、欠損値や表記・形式の違いを確認して分析可能な形へ整える(a)。その後、平均の計算やグラフ化などの分析を行う(b)。したがって、c → a → b の順が適切である。

出典
オリジナル

テキストマイニングの活用例として適切でないものを、次から選べ。

  1. 0

    SNS投稿を分析して、消費者が関心をもつ語や話題を見つけた。

  2. 1

    迷惑メール本文を分析して、分類ルールの作成に役立てた。

  3. 2

    顧客との対話記録を分析し、問い合わせの傾向をチャットボットの回答に反映した。

  4. 3

    講演の音声を自動音声認識で文字に変換し、テキストとして保存した。

正答と解説を確認

正答3. 講演の音声を自動音声認識で文字に変換し、テキストとして保存した。

解説

テキストマイニングは、大量の文章を解析し、頻出語、話題、感情、分類に役立つ特徴などを見いだす手法である。選択肢0〜2は文章から傾向や規則性を抽出している。選択肢3は音声を文字へ変換する音声認識であり、変換した文章を分析していないため、テキストマイニングの活用例とはいえない。

出典
オリジナル

次のうち、数値の差には意味があるが、「0」が量の存在しない状態を表すとは限らない間隔尺度の例として、最も適切なものを選べ。

  1. 0

    商品の満足度を「不満・やや不満・普通・やや満足・満足」の5段階で表したもの

  2. 1

    出来事が起こった年を西暦で表したもの

  3. 2

    人の身長をセンチメートルで表したもの

  4. 3

    血液型をA型・B型・O型・AB型に分類したもの

正答と解説を確認

正答1. 出来事が起こった年を西暦で表したもの

解説

間隔尺度は、値の順序と差に意味がある一方、0が量の不存在を表すとは限らない尺度である。西暦では、2020年と2010年の差が10年であることには意味があるが、暦の起点は便宜的に定められたもので、時間量の不存在を表さない。したがって、2000年を1000年の2倍の時点とはいえず、西暦で表した年が間隔尺度に該当する。

出典
オリジナル

自治体が公開するオープンデータの特徴として最も適切なものを、次から選べ。

  1. 0

    営利・非営利を問わず利用条件に従って二次利用でき、コンピュータで処理しやすい形式で提供される。

  2. 1

    閲覧はできるが、画像化された表だけで提供されることもあり、機械的な処理は想定されない。

  3. 2

    利用目的によっては、データの利用が有償になることもある。

  4. 3

    利用するたびに、公開者から個別の許可を得なければならない。

正答と解説を確認

正答0. 営利・非営利を問わず利用条件に従って二次利用でき、コンピュータで処理しやすい形式で提供される。

解説

オープンデータは、国や地方公共団体などが保有するデータを、営利・非営利を問わず二次利用でき、機械判読に適した形で、原則として無償で利用できるよう公開したものである。利用者は、表示など明示された利用条件を守る必要がある。

出典
オリジナル
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交通ICカードの利用履歴、SNS投稿、位置情報などを含むビッグデータの活用について、最も適切な説明を次から選べ。

  1. 0

    容量が大きい表データを指し、形式の多様性や生成速度は判断に含めない。

  2. 1

    行政が二次利用を認めたオープンデータと同じ意味である。

  3. 2

    文章や画像は表形式でないため、ビッグデータの分析対象から除く。

  4. 3

    大量・多様で高速に生成・更新されるデータを分析し、需要予測などに役立てられる。

正答と解説を確認

正答3. 大量・多様で高速に生成・更新されるデータを分析し、需要予測などに役立てられる。

解説

ビッグデータは、単に容量が大きい表データだけを指すのではない。代表的な特徴は、量が多いこと(Volume)、多様な形式を含むこと(Variety)、高速に生成・更新されること(Velocity)で、3Vと呼ばれる。交通ICカードの履歴、SNSの文章、センサーの位置情報などを適切に分析すると、需要予測、交通計画、商品開発などの意思決定に活用できる。

出典
オリジナル

次の文章の(ア)・(イ)に当てはまる語句の組合せとして、最も適切なものを選べ。 収集したデータには、欠損値、重複、表記の不統一などが含まれていることがある。これらを修正し、分析に適した形に整える作業を(ア)という。また、大量のデータを分析し、その中にある有用な規則性や関連性を見いだすことを(イ)という。

  1. 0

    (ア)データ収集   (イ)データマイニング

  2. 1

    (ア)前処理     (イ)データマイニング

  3. 2

    (ア)データ収集   (イ)正規化

  4. 3

    (ア)前処理     (イ)正規化

正答と解説を確認

正答1. (ア)前処理     (イ)データマイニング

解説

欠損値、重複、表記の不統一などを修正し、分析に適した形へ整える作業は前処理である。整えた大量のデータから有用な規則性や関連性を発見することはデータマイニングという。したがって、(ア)前処理、(イ)データマイニングの組合せが適切である。

出典
オリジナル

クロス集計に関する説明として、最も適切なものを選べ。

  1. 0

    データを小さい順に並べ、最小値、第1四分位数、中央値、第3四分位数、最大値を求める方法

  2. 1

    数値データをいくつかの階級に分け、各階級に含まれるデータの個数を表にまとめる方法

  3. 2

    数値データを横軸の階級ごとに分け、各階級の度数を柱の高さで表す方法

  4. 3

    二つのカテゴリ変数を組み合わせ、それぞれの組合せに該当するデータの件数や割合を表にまとめる方法

正答と解説を確認

正答3. 二つのカテゴリ変数を組み合わせ、それぞれの組合せに該当するデータの件数や割合を表にまとめる方法

解説

クロス集計は、二つ以上のカテゴリ変数を組み合わせ、各組合せに該当する件数や割合を表にまとめる方法である。たとえば、学年と回答の組合せごとに人数を数えることで、学年による回答傾向の違いを比較できる。

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模試の勉強時間と得点を集計した。相関関係について正しく述べたものを、次から選べ。

  1. 0

    相関係数が負なら、二つの変数に関係はない。

  2. 1

    相関係数は、原因と結果の関係そのものを表す値である。

  3. 2

    相関関係が強ければ、一方を他方の原因と判断できる。

  4. 3

    二つの変数がどの程度一緒に変化するかを、相関係数などの数値で表せる。

正答と解説を確認

正答3. 二つの変数がどの程度一緒に変化するかを、相関係数などの数値で表せる。

解説

相関関係は、二つの変数がどの程度一緒に変化するかという関係であり、直線的な関係の向きと強さは相関係数で表せる。正の相関では一方が大きいほど他方も大きい傾向、負の相関では一方が大きいほど他方が小さい傾向がある。相関が見られても、第三の要因や偶然の影響があり得るため、因果関係が証明されたとは限らない。

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オリジナル

肥料が作物の収量に与える影響を確かめたい。因果関係を判断する根拠を最も得やすい調査方法を、次から選べ。

  1. 0

    地域ごとの肥料販売量と平均収量を集計し、二つの値の相関を調べる。

  2. 1

    生育条件の似た区画を無作為に二群へ分け、一方だけに肥料を与えて収量を比較する。

  3. 2

    肥料を使った農家に、収量が増えたと感じるかを質問する。

  4. 3

    肥料を使った農家だけを対象に、収穫後の収量を記録する。

正答と解説を確認

正答1. 生育条件の似た区画を無作為に二群へ分け、一方だけに肥料を与えて収量を比較する。

解説

因果関係を確かめるには、原因と考える要因以外の条件をできるだけそろえ、その要因だけを変えた群と変えない群を比較する。区画を無作為に二群へ割り当てると、土壌など既知・未知の条件の偏りを小さくしやすいため、肥料の有無による収量差を評価しやすい。 単なる相関、対象者の印象、一群だけの事後観察では、天候、品種、土壌、栽培技術など別の要因を除きにくい。実験が難しい場合も、比較対象の設定や交絡要因の検討が必要である。

出典
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データの扱いについて適切な説明を次から選べ。

  1. 0

    郵便番号は地域を表す識別子なので、大小を比べて地域の規模を判断できる。

  2. 1

    1日の降水量は、その日の各時間帯の降水量を合計した値である。

  3. 2

    同じ観測条件に換算した地震波の振幅は、マグニチュード6ではマグニチュード4の1.5倍に対応する。

  4. 3

    圧力を一定に保った気体では、摂氏温度の数値の比と体積の比が一致する。

正答と解説を確認

正答1. 1日の降水量は、その日の各時間帯の降水量を合計した値である。

解説

1日の降水量は、その日の一定時間ごとに観測した降水量を合計して求める加算可能な量である。 一方、郵便番号は地域を識別する名義的なコードであり、数値の大小に量的意味はない。マグニチュードは対数尺度なので、数値の比を地震波の振幅や地震の規模の比として解釈できない。摂氏温度は絶対零度を0としない間隔尺度であり、数値をそのまま倍率として扱えない。

出典
オリジナル