TERM GUIDE · NETWORK

サーバ

「サーバ」とは

サーバとは、ネットワークを通じて、ほかのコンピュータに情報や機能などのサービスを提供するコンピュータやソフトウェアのことであります。

たとえば、Webサイトを見るときには、Webブラウザからの要求に応じてWebサーバがWebページのデータを送り返します。このように、サービスを提供する側をサーバ、サービスを利用する側をクライアントといいます。

サーバには、Webページを提供するWebサーバ、メールを扱うメールサーバ、ファイルを保存・共有するファイルサーバなどがあります。

サーバとセキュリティ

多くの人が利用するサーバが停止したり、攻撃を受けたりすると、サービスを利用できなくなったり、保存されている情報が漏えい・改ざんされたりするおそれがあります。そのため、サーバではさまざまなセキュリティ対策が必要です。

情報セキュリティでは、特に次の三つの性質が重要であります。

  • 機密性:許可された人だけが情報を利用できること

  • 完全性:情報が勝手に書き換えられたり壊されたりしていないこと

  • 可用性:必要なときに情報やサービスを利用できること

たとえば、サーバを二重化して同じ役割を持つサーバを複数用意しておけば、一方が故障しても、もう一方へ切り替えてサービスを続けられる可能性が高くなります。これは可用性を高める対策です。

また、火災、水害、停電などの物理的な脅威によって機器が停止することもあります。このため、バックアップを取ったり、複数の場所にサーバを配置したりすることもあります。

さらに、サーバに大量の要求を送り付けて処理能力を圧迫し、サービスを利用しにくくするDoS攻撃も、可用性を損なう攻撃の一つです。

サーバで使用しているソフトウェアに脆弱性が見つかった場合には、そのまま放置せず、影響を確認して修正プログラムを適用する必要があります。更新によるトラブルにも備えて、事前にバックアップを取ったり、動作を確認したりすることも重要です。

このようにサーバでは、攻撃を防ぐことだけでなく、故障や災害が起きてもサービスを続けられるようにすることも、重要なセキュリティ対策です。

EXAMPLE

例題

サーバ · EXAMPLE基本情報技術者H24秋期午前 問75(改題)

情報セキュリティの性質のうち、可用性を高める対策として最も適当なものはどれか。

  1. 0

    重要なサーバを二重化し、一方が故障してもサービスを続けやすくする。

  2. 1

    保存するファイルを暗号化し、第三者に読まれにくくする。

  3. 2

    入力データの形式を確認し、誤った値を登録しにくくする。

  4. 3

    文書の作成者をデジタル署名で確認できるようにする。

解答・解説を確認

正解0.重要なサーバを二重化し、一方が故障してもサービスを続けやすくする。

解説

可用性は、必要なときに情報やサービスを利用できる性質である。サーバを二重化すると、一方が故障しても利用を続けやすくなる。

出典
基本情報技術者H24秋期午前 問75(改題)

PRACTICE

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