IPv4アドレスの表記例として、最も適当なものはどれか。
- 0
00:11:aa:bb:cc:dd - 1
050-1234-5678
- 2
10.123.45.67 - 3
https://www.example.jp/
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正解2.10.123.45.67
解説
IPv4アドレスは、0から255までの十進数をドットで4つ並べて表します。10.123.45.67はその形式に合っています。
- 出典
- ITパスポートR2公開問題 問75(改題)
TERM GUIDE · NETWORK
IPアドレス(Internet Protocol Address)とは、インターネット(TCP/IPを使ったネットワーク通信)で、通信相手となる機器のネットワークインタフェースを識別するための番号です。
インターネットでは、多数のコンピュータやスマートフォン、サーバなどが相互に通信しています。インターネットを流通するデータ(パケット)には「どこから、どこへ送るのか」を示す情報として、送信元IPアドレスと宛先IPアドレスが付けられます。
たとえば、Webサイトを閲覧するときは、WebサーバのIPアドレスを宛先として通信します。
このため、IPアドレスは、よく「インターネット上の住所」にたとえられます。
現在利用されている代表的なIPアドレスの一つがIPv4(Internet Protocol Version 4)です。
IPv4アドレスは32ビットで構成されます。
32ビットを8ビットずつ四つに分け、それぞれを10進数に直して「.(ドット)」で区切って表すことが多くあります。
たとえば、
192.168.1.10
のように表記します。
8ビットで表せる値は、
00000000 ~ 11111111
であり、10進数では、
0 ~ 255
です。
したがって、IPv4アドレスの四つの数値は、それぞれ0~255の範囲でなければなりません。
たとえば、
203.18.200.45
はIPv4アドレスとして表記できますが、
203.18.300.45
は「300」が255を超えているため、IPv4アドレスの表記として正しくありません。
IPv4は32ビットなので、理論上の組合せは、
232=約43億
通りです。
インターネットに接続する機器が増加すると、32ビットのIPv4だけでは利用できるアドレス数が不足するようになりました。
そこで利用されているのがIPv6(Internet Protocol Version 6)です。
IPv6アドレスは128ビットで構成されます。
IPv4が32ビットであるのに対してIPv6は128ビットなので、表せるアドレスの組合せは大幅に増えます。
IPv6では、一般に16進数を「:(コロン)」で区切って表記します。
たとえば、
2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:0001
のように表せます。0が連続する部分は1か所だけ::と省略でき、
2001:db8::1
とも表せます。
128ビットであるので、
2128 = 約3.4×1038=約340兆×1兆×1兆
通りを表すことができます。
IPv4では、少ないIPアドレスを有効に活用するために、インターネット上で利用するアドレスと、家庭や学校、会社などの内部ネットワークで利用するアドレスに分けられています。
インターネット上で通信相手を識別するために利用されるIPアドレスを、一般にグローバルIPアドレスといいます。グローバルIPアドレスはインターネット全体で重複してはならないアドレスです。
一方、家庭や学校、会社などのLAN内部で利用するために用意されたIPv4アドレスをプライベートIPアドレスといいます。
プライベートIPアドレスは、同じLANの中では重複してはなりませんが、別のLANでは同じ値を使ってもかまいません。
たとえば、
家庭AのPC:192.168.1.10
家庭BのPC:192.168.1.10
のように、別々の家庭で同じプライベートIPアドレスを使用することができます。
家庭内の端末がインターネットへ通信するときは、家庭のルータが内部の端末と外部との通信を対応付けて中継します。
このため、複数の家庭で同じプライベートIPアドレスが使われていても、それぞれインターネットへ接続することができます。
グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの関係は、会社に荷物を届ける場合にたとえることができます。
たとえば、A株式会社の田中さんに荷物を届ける場合を考えます。
このとき、
に相当すると考えられます(A株式会社の中に田中さん、佐藤さんはそれぞれひとりだけとします)。
配達業者はA株式会社の住所まで荷物を運びます。会社まで届いた荷物はA株式会社の中で田中さんにまで送られます。
このようにすれば、A株式会社の佐藤さんに荷物を送る場合でも、A株式会社の住所さえあれば荷物を届けることができます。社員ひとりひとりが住所を持つ必要がなく、住所(グローバルIPアドレス)の数を節約できます。
また、B株式会社に別の「田中さん」がいたとしても、混乱なく荷物を運ぶことができます。つまり、異なるLANにおいて、プライベートIPアドレスが重複していても問題ありません。
家庭や会社のネットワークでは、ルータが外部との通信と内部の端末との対応を管理し、インターネットから戻ってきた通信を適切な端末へ届けます。
PCやスマートフォンをネットワークへ接続するたびに、利用者がIPアドレスなどを手作業で設定するのは大変です。
そこで利用されるのがDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)です。
DHCPは、ネットワークに接続した端末に対して、
などを自動的に割り当てるための仕組みです。
たとえば、家庭のWi-Fiへスマートフォンを接続したとき、通常は利用者がIPアドレスを入力しなくても通信できます。これは、ルータなどで動作するDHCP機能によって、必要な設定情報が自動的に割り当てられているためです。
コンピュータ同士が通信するときにはIPアドレスを利用しますが、
142.250.196.99
のような数字の並びを人間が覚えるのは難しいものです。
そこで、人間が扱いやすい名前としてドメイン名が利用されます。
たとえば、
mei-chan-nel.com
のような名前です。
しかし、実際にネットワーク通信を行うには通信先のIPアドレスが必要です。
そこで、ドメイン名などの名前とIPアドレスを対応付ける仕組みとしてDNS(Domain Name System)が利用されます。
たとえば、Webブラウザで
mei-chan-nel.com
を指定すると、DNSを利用して、その名前に対応するIPアドレスを調べます。この処理を名前解決といいます。
Webサイトを閲覧するときの大まかな流れは、
ドメイン名を指定
↓
DNSによってIPアドレスを調べる
↓
得られたIPアドレスを使ってWebサーバへ通信する
となります。
世界中のすべてのドメイン名とIPアドレスの対応を、1台のDNSサーバだけで管理しているわけではありません。
DNSは、多数のDNSサーバによって階層的・分散的に管理されています。
ドメイン名そのものも階層構造になっています。
たとえば、www.example.co.jpであれば、右側から、
jp
↓
co.jp
↓
example.co.jp
というような階層として考えることができます。
それぞれの範囲を担当するDNSサーバが情報を管理することで、インターネット上の膨大なドメイン名を管理しています。
ルータ(router)は、異なるネットワーク同士を接続し、パケットを適切なネットワークへ中継する装置です。
たとえば、
家庭内LAN
↓
家庭のルータ
↓
インターネット
↓
別のルータ
↓
Webサーバ
というように、パケットは複数のネットワークを経由して宛先へ届けられます。
ルータがパケットを受信すると、主に
宛先IPアドレス
を確認します。
そして、自分が持っている経路表(ルーティングテーブル、転送表)と照合し、次にどのルータやネットワークへ送るかを決定します。
このように、パケットをどの経路へ転送するか判断することをルーティングといいます。
通常の宛先に基づくIP転送では、
宛先IPアドレス
+
ルータの経路情報
を使って次の転送先を決定します。
EXAMPLE
00:11:aa:bb:cc:dd
050-1234-5678
10.123.45.67
https://www.example.jp/
正解2.10.123.45.67
IPv4アドレスは、0から255までの十進数をドットで4つ並べて表します。10.123.45.67はその形式に合っています。
PRACTICE