インターネットから内部ネットワークへの不正なアクセスを防ぐため,両者の間に置く機器やソフトウェアとして最も適当なものはどれか。
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DNSサーバ
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WAN
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ファイアウォール
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ルータ
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正解2.ファイアウォール
解説
ファイアウォールは,外部ネットワークと内部ネットワークの境界で通信を制御し,不正なアクセスを防ぐために使われる。
- 出典
- ITパスポートH21春期 問74(改題)
TERM GUIDE · SECURITY
ファイアウォール(Firewall)とは、コンピュータやネットワークに届く通信を確認し、通してよい通信だけを通す仕組みです。
火事が広がるのを防ぐ「防火壁(firewall)」という意味です。コンピュータの世界では、インターネットから送られてくる不審な通信を防ぐ「壁」のような役割をします。
インターネットに接続すると、コンピュータはさまざまな機器と通信します。
例えば、Webサイトを見るときには、コンピュータからWebサーバへ情報を求める通信を送り、Webサーバからページのデータを受け取ります。
しかし、インターネットから届く通信が、すべて安全とは限りません。中には、コンピュータへ不正に接続しようとする通信もあります。
そこでファイアウォールは、あらかじめ決められたルールに従って通信を確認します。
・必要な通信は通す
・不要な通信や不審な通信は止める
つまり、ファイアウォールの主な役割は、ネットワーク通信を許可または遮断することです。
ファイアウォールは、建物の入口にいる警備員のようなものです。
警備員は、建物に入ろうとする人を確認します。
・入ってよい人は通す
・入ってはいけない人は止める
ファイアウォールも同じように、コンピュータへ届く通信を確認します。
ただし、ファイアウォールが確認するのは人ではなく、通信の送信元や宛先、通信の種類などです。
たとえば、次の通信などを遮断します。
・外部から送られてくる不要な通信
・許可していない相手からの通信
・外部に公開していないサービスへのアクセス
・決められたルールに反する通信
ファイアウォールは、主に次のような場所にあります。
家庭や学校では、LANとインターネットの間にルータが置かれています。
多くのルータにはファイアウォールの機能があり、インターネットからLANへ送られてくる不要な通信を制限しています。
・ルータ:通信をどこへ送るか決める
・ファイアウォール:通信を通してよいか決める
実際には、1台の機器が両方の役割を担当していることがあります。
WindowsなどのOSにも、ファイアウォールの機能があります。
これをパーソナルファイアウォールといいます。
パーソナルファイアウォールは、外部からそのパソコンへ送られてくる不要な通信を制限します。
パソコンをインターネットへ直接接続するときや、公共のWi-Fiを利用するときにも重要な機能です。
ファイアウォールを使っていても、すべての危険を防げるわけではありません。
例えば、ファイアウォールには次のようなことはできません。
・すべてのマルウェアを必ず発見して削除する
・ソフトウェアの欠陥そのものを修正する
・利用者が入力したパスワードの誤りを直す
・ファイルを必ず暗号化して保存する
・利用者が偽のWebサイトにだまされるのを完全に防ぐ
ファイアウォールは、主にネットワーク通信を制御する仕組みです。
そのため、コンピュータを安全に利用するには、次のような対策も必要です。
・OSやアプリを更新する
・マルウェア対策ソフトを利用する
・推測されにくいパスワードを使う
・不審なリンクや添付ファイルを開かない
・大切なデータをバックアップする
ファイアウォールと間違えやすいものに、プロキシサーバがあります。
プロキシサーバは、利用者に代わってWebサイトなどへアクセスし、通信を中継する仕組みです。
一方、ファイアウォールは、決められたルールに従って、通信を通すか止めるかを判断します。
・プロキシサーバ:通信を代わりに中継する
・ファイアウォール:通信を許可または遮断する
どちらにも通信を管理する機能がありますが、基本的な役割は異なります。
EXAMPLE
DNSサーバ
WAN
ファイアウォール
ルータ
正解2.ファイアウォール
ファイアウォールは,外部ネットワークと内部ネットワークの境界で通信を制御し,不正なアクセスを防ぐために使われる。
PRACTICE