TERM GUIDE · SECURITY

フィルタリング

「フィルタリング」とは

フィルタリングとは、あらかじめ決めた条件に基づいて、情報を通すか通さないかを選別することです。

Webサイトの利用では、学習に不要なサイトや有害なサイトなどへのアクセスを制限するために、Webフィルタリングが利用されます。学校や家庭で使う端末では、利用者が閲覧できるWebサイトを一定の基準に基づいて制限することで、安全なインターネット利用を支援します。

Webフィルタリングの代表的な方法には、ブラックリスト方式ホワイトリスト方式があります。

ブラックリスト方式

ブラックリスト方式では、アクセスを禁止するWebサイトをあらかじめ登録し、それ以外のサイトへのアクセスは原則として許可します。

そのため、登録されていないWebサイトを幅広く利用できるという利点があります。一方、新しく作られた有害サイトなど、まだブラックリストに登録されていないサイトにはアクセスできてしまう可能性があります。

したがって、ブラックリストは一度作ればよいものではなく、新しいサイトや危険性の変化に合わせて更新する必要があります。

ホワイトリスト方式

ホワイトリスト方式では、アクセスを許可するWebサイトをあらかじめ登録し、それ以外のサイトへのアクセスは原則として禁止します。

許可されたサイトだけを利用するため、未確認のサイトへのアクセスを強く制限できます。一方で、安全で有益なサイトであっても、リストに登録されていなければ利用できません。

たとえば、学校で授業に必要なWebサイトだけを利用できるようにする場合には、ホワイトリスト方式が適しています。

ファイアウォール

ファイアウォールも通信を選別する仕組みですが、Webフィルタリングとは主な目的が異なります。Webフィルタリングは「どのWebサイトやコンテンツを利用できるか」を制御するのに対し、ファイアウォールはネットワークを流れる通信を条件に応じて許可・遮断し、不正な通信などを防ぐために使われます。

EXAMPLE

例題

フィルタリング · EXAMPLEオリジナル

学校のWebフィルタリングでブラックリスト方式を採用する場合の特徴として最も適切なものを、次から選べ。

  1. 0

    危険なサイトを一度登録した後は、リストを更新せずに運用する。

  2. 1

    登録されていない不適切なサイトを閲覧できる可能性がある一方、未知の有益なサイトも利用しやすい。

  3. 2

    安全と判断したサイトだけを許可リストへ登録し、それ以外を原則として遮断する。

  4. 3

    Webサイトとの通信内容を暗号化し、通信途中での盗み見を防ぐ。

解答・解説を確認

正解1.登録されていない不適切なサイトを閲覧できる可能性がある一方、未知の有益なサイトも利用しやすい。

解説

正答は、未登録の不適切なサイトを閲覧できる可能性がある一方、未知の有益なサイトも利用しやすいという説明である。ブラックリスト方式は、危険または不適切と判断したURLや分類を登録し、それ以外を原則として許可する。 閲覧範囲を広く保ちやすい反面、新設サイトなどが登録されるまで通過する可能性がある。ホワイトリスト方式は、許可済みのサイトだけを通すため制限は強いが、未登録の有益なサイトも利用できない。目的と利用者に応じて方式を選ぶ。

出典
オリジナル

PRACTICE

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