TERM GUIDE · SOCIETY

信憑性

「信憑性」とは

信憑性(しんぴょうせい)とは、ある情報について、どの程度「信じるに足る」と判断できるかということです。

インターネットやSNSでは、誰でも簡単に情報を発信できます。そのため、書かれている内容をそのまま信じるのではなく、その情報に十分な根拠があるかを自分で確かめることが大切です。

情報の信憑性を確かめるときには、例えば次のような点を確認します。

  • 誰が発信した情報か

  • いつ発信された情報か

  • 主張を裏付ける根拠やデータが示されているか

  • 元となる一次情報まで確認できるか

  • ほかの独立した情報源でも同じことが確認できるか

  • 発信者に広告や販売などの目的がないか

例えば、SNSで「多くの人が共有している投稿」を見ても、共有数が多いことだけでは内容が正しいとはいえません。また、「利用者の90%が効果を実感した」という数字が示されていても、調査した人数や対象者の選び方、質問方法などによって結果の意味は変わります。

写真や動画についても同様です。実際の画像であっても、昔の画像を現在の出来事として紹介したり、別の場所で撮影された画像を使ったりすることがあります。逆画像検索などを利用して、元の掲載場所や撮影時期を調べることも信憑性を確かめる方法の一つです。

また、複数のWebサイトに同じ情報が掲載されていても、それらがすべて同じ一つの記事を転載しているだけなら、独立した複数の根拠があるとはいえません。できるだけ元の資料にたどり、異なる情報源どうしを比べることが重要です。

このように、情報を受け取ったときに、「誰が言っているか」「何を根拠にしているか」「ほかの資料でも確かめられるか」と考えることは、メディアリテラシーの重要な一部です。

情報は「信じる・信じない」の二択ではなく、根拠を確認しながらどの程度信頼してよい情報なのかを判断することが大切です。

EXAMPLE

例題

信憑性 · EXAMPLEオリジナル問題

メディアリテラシーに含まれる力として、最も適切なものはどれか。

  1. 0

    情報の根拠を検討し、受け手に配慮して発信する力。

  2. 1

    情報機器を高速に操作する技能だけを身に付ける力。

  3. 2

    SNSでは情報の出所を確認せずに拡散する力。

  4. 3

    繰り返し見た情報を事実と判断する力。

解答・解説を確認

正解0.情報の根拠を検討し、受け手に配慮して発信する力。

解説

現代のメディアリテラシーには、受信した情報の分析・評価と、責任ある発信の両方が含まれる。 すべてのひとが発信者となり得る現代において、メディアリテラシーは受け取った情報の分析・評価をするだけでなく、適切な情報を発信する能力も含まれる。 インターネットを利用していない人にとっても、マスメディアなどから情報を受信するため、必要な能力である。 情報は鵜呑みにするのではなく、発信者の意図があることを前提として、受信者側が自ら解釈することが重要である。

出典
オリジナル問題

PRACTICE

信憑性の問題に挑戦